【レビュー】買って良かった!Kindle Oasis 3つの魅力

私は普段、電車とバスで通勤しているサラリーマンですが、通勤中でも快適に読書がしたい!という思いから、少々悩んだ末Kindle Oasisを購入するに至りました。

結論から言うと、高い買い物ではありましたが、通勤に限らず快適に読書できる機会を広げることができ、相応の価値はあったと非常に満足しています。Oasisに限らずKindle全般に言える内容も含みますが、私がOasisを買って良かったと感じた3つのことをご紹介いたします。

片手でさくさく読める&持ち運び簡単

片手で操作しやすく設計されたデザイン

まずOasis固有の特徴として、片手で操作しやすいよう設計されたデザインが挙げられます。

具体的には、持ち手側のみ本体に厚みを持たせ掴みやすくする。画面を反対側に寄せて持ち手が被らないようにする。ページめくりボタンを設置する。等があります。

実際に使用した感想としても、片手で安定して持つことができ、ボタンのお陰で快適に読書を進めることができました。また、ディスプレイが自動回転するため、反対の手に持ち替えても使用可能であり、利き手が疲れた場合でもストレスなく読書を継続することができました。

ただし、手に馴染むかどうかは個人によって異なる可能性がありますので、特にこのデザインに期待して購入を検討している、という場合は、慎重に判断された方が良いかもしれません。

実際、他の方のレビューの中で下記のようなものが散見されました。

・重心、指をひっかける位置、厚みがしっくりこない

・本体がアルミのため滑りやすい

ただ、1点目の指のひっかける位置については、しっかり指をかけなくても安定して持つことはできると個人的に思います。

私の場合はわりと手が小さいため(私より手が大きい女性は珍しくない)、親指の付け根の肉で本体を挟むようにして支え、指は伸ばして軽く添えるような感覚で持っています。少なくとも手の大きさ・指の長さに関しては、そこまで心配しなくても良いのではないかと思います。

2点目については、私自身はどちらかというと手脂が多い体質のためか、手を滑らせそうになったことはありません。ですが、アルミ自体が比較的滑りやすい材質であることは否めませんので、 手脂が少ない方は、専用カバーの購入なども視野に入れておいた方が良いかもしれません。

紙の本と比較して持ち運びしやすい

サイズ的には、標準的な文庫本と比較すると、やや幅が大きいものの非常に薄いため、収納しやすいです。また、 紙の本の場合は、慎重に扱わないとページが折れてしまったり汚れてしまうことがありますが、その点Oasisは頑丈なため、鞄の中で多少他の荷物とごちゃまぜにしたとしても特に心配は要りません。

また、防水仕様となっておりますので、雨天時の屋外でも気兼ねなく持ち運び・使用できます。私は入浴中に読書しませんが、それでも防水仕様なのはこういった点でありがたいです。

ちなみに重量については、文庫本はざっくり約50 g/100Pと言われているのに対し、 Oasisは約188 gですので、 少し重めの文庫本くらいといったところでしょうか。

Oasis1台で何冊分もの書籍を読むことができるというメリットもありますし、紙の本と比較すると総じて持ち運びしやすいと感じます。

e-ink&明るさ自動調節機能で目に優しい

明るさ自動調節機能搭載のKindleはOasisだけ

ご存知の方も多くおられるかと思いますが、e-inkとは何かざっくりご説明いたしますと、紙の印刷物そのものと同じように見える表示技術のことです。ブルーライトが極限まで抑えられているなど、液晶表示と比較して目が疲れにくい、という特徴があります。この技術によりOasis含め電子書籍端末は、実は目への負担が軽いのです。

そしてKindleの中でもOasis固有の機能になりますが、明るさ自動調節機能が搭載されています。文字通り使用環境に応じて適切な明るさに自動調節してくれるので、長時間読書していても苦になりません。

また、同じく固有の色調調節機能により、好みの色調に設定することが可能です。

辞書&マーカー機能で手軽に学べる

単語をタップするだけで辞書機能を起動

Kindleでは単語をタップすると簡単に辞書機能を起動することができ、大抵の単語は即座に意味を知ることができます。

恥ずかしながら私はかなりの面倒臭がりであり、紙の本の場合、知らない単語でも文脈で言葉の意味が大まかに掴めてしまうと、辞書を引かずにそのまま読み進めてしまうことが多々あります。

そんな私でも、タップするだけで意味を調べることができるので、知らない言葉が出てきたら余さず意味を確認して読書するようになり、大変重宝しています。

他の読者のマーキング情報も表示

Kindleでは辞書機能と概ね同じ要領で、任意の範囲をマーキングすることもできます。

ビジネス書などでは多用する機能ですが、ちょっと面白いのが、他の読者が何人どこをマーキングしたのかも表示されるんです。

本の内容をざっと飛ばし読みする際には、他の多くの読者が重要だ、印象的だと判断したフレーズがぱっと目に入ってくるので参考になります。また、自分ならどこにマーキングするだろうかと考えながら、比較しながら読み進めていくと勉強になることもあります。

まとめ

長々と述べてきましたが、最後に改めてOasisの魅力をまとめます。

  1. 片手で操作でき、持ち運びが簡単
  2. e-ink&明るさ自動調節機能により目に優しい
  3. 辞書機能&マーカー機能で手軽に学習できる

私自身はPaperwhiteは使ったことがないため厳密な比較はできませんが、Oasisは何より片手での操作性を追求したものですので、私のように移動中や屋外で読書したい、という方には是非Oasisをお勧めいたします。

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